活動ブログ

今日の音楽の炊き出しコンサートは、益城町の杉堂地区の集会所(地震の前からある)で樹原涼子さんと中川素子さんによる素晴らしいコンサートでした。
この地区は地震被害がひどくて自宅に住んでいる人はわずかです。コンサートのために津森やテクノパークの仮設住宅からわざわざ来ていただき、30人ほど集まってこられました。このコンサートで久しぶりに顔を合わせる方もいらしたようです。演奏に合わせて歌っているうちに涙されるかもいらっしゃいました。
終わってから少しお茶を飲んで話をすることができました。
「今まで張りつめていたんですねーー。歌っていたら涙が出ました。」
「地震から今まで何の楽しみもなったので、これが初めてでした。」
「仮設住宅の集会所でもぜひやってください。」
など聞こえてきました。
炊き出しコンサートの原点を感じることができました。
こういう状況だからこその音楽の必要性を再認識しました。
今はまだ仮設ができて間もないので音楽が困難なところもあります。時間の問題でその点は改善されるでしょう。県内に100ヵ所ほど仮設住宅はできます。それらは2~4年続きます。
長くいい活動にしましょう。

2016-09-11002

〜協力アーティスト〜
樹原涼子様
中川素子様