10月に台風の影響で炊き出しコンサートを中止にした室仮設。
仮設の方々、地域の方々が大変楽しみにしておられましたので今回の炊き出しコンサートになりました。
素晴らしいプログラムで涙と笑い有りでみんなの家は園児からご高齢の方まで大入り満員❗️
コンサート終了後被災者の方々とも短い時間でしたが交流でき、中でも園児達が自分の身体より大きなバリトンサックスを「大きくなったらコレ買いたい!」と興味津々でした。
今回の炊き出しコンサートは南阿蘇村、大津町で立野方面の方々が大変大きな被害に遭われ避難生活をされています。
全壊し帰る家が無い!
復興の見通しが立たない!
今仮設は二分されています。
復興再建に向けておられる方、全く復興の見通しが立たない方。
その落差で孤独を感じ引きこもり、鬱になってる方がいらっしゃいます。
長陽大橋は開通したもののあの震災の恐怖から未だに橋を渡れない。
あの日阿蘇の山が地震で崩れ落ちる、道路が裂けて断層が破れていく様をまざまざと見てその恐怖から身がすくみ足が震えると話された方がいます。
「お家に帰りたいけど帰る家が無い。」
そんな辛い思いを話してくださいました。
1年と8ヶ月経った今だからこそ炊き出しコンサートが必要だと痛感しました。
束の間かも知れませんが、癒され元気になって頂ければ、涙を流し心の奥に溜まっているものを吐き出して頂ければ。
新たな一歩に繋がるのでは無いだろうか?!と思いました。
The Rev.の皆様のおかげで素晴らしい炊き出しコンサートを無事終了できました。感謝の気持ちでいっぱいです。
※熊日ミニコミ紙
協力アーティスト:
サックスカルテット The Rev
ソプラノサクソフォン 上野 耕平さん
アルトサクソフォン 宮越 悠貴さん
テナーサクソフォン 都築 惇さん
バリトンサクソフォン 田中 奏一朗さん